椿の蕾

<解説>
椿の蕾には,花弁(はなびら)が,狭いスペースに折りたたまれています.そして,花弁の表皮には,水分の少ない(T2が短い)組織があり,花弁の内部には,水分の多い(T2が長い)組織があります.このため,NMR microscopyでは,蕾の中の折りたたまれた花弁が綺麗に描出されます.

以下の画像は,
FOV: 25.6mm cube, Image matrix: 512x512x1, 64
Slice thickness: no slice, 0.4mm, Pixel size: 50 microns square
TR/TE=200ms/14ms で撮像したものです.

Sagittal projection

 

0.4 mm sagittal slice

 

Axial projection

 

0.4 mm axial slice